アレイン (ハイロード)

  • 簡易評価は以下とします。

 

HP   ★★★☆☆

攻撃   ★★★★☆

守備   ★★★☆☆

魔攻   ★★☆☆☆

魔防   ★★★☆☆

行動速度 ★★★★☆

命中   ★★★☆☆

   ★★★☆☆

会心率  ★★★☆☆  

ガード率 ★★★★☆

 

総合評価 ★★★★★

 

 

  • アレイン(ハイロード)の特徴

 

まずは主人公アレインについて記載していきます。

 

クラスチェンジ前は歩兵となっており

クラスチェンジを行うと騎馬となります。

 

移動力は騎馬なのでもちろん優秀で、

スタミナも5と他騎馬職より優遇されており、

リーダースキルもそこまで悪くありません。

 

今作はシナリオ内でも、

進軍スピードが非常に重要な場面が多く、

騎馬によるリーダーは必要不可欠な点からして、

まさに主人公と言える性能と言えます。

 

また専用装備が多く用意されており、

ステータス+5やデバフ無効など、

シナリオで使う分には文句無しの性能です。

 

 

そして全体的なステータスに関しても、

非常に高い水準で纏まっており、

優秀なバランス型と呼ぶに相応しく、

何をするにしても一定以上の働きが出来ます

しかし、物語後半になるほど、

やや器用貧乏な面が露呈してくる為、

しっかりと役割を決め、

PT単位でのコンセプトは必要になります。

残念ながら無双できるポテンシャルまでは

アレインは持ち合わせていません

 

 

しかしアクティブスキル(以降AP)だけでなく、

パッシブスキル(以降PP)も非常に優秀なので、

作戦構築が容易な点も評価が高い点です。

(ただしルミナスガードに関しては一工夫必要)

※ルミナスガードについては後述

 

 

ブレイブスキルに関しては、

可もなく不可もなく、と言った具合ですが、

基本的にブレイブスキルは戦闘面のものより

行軍に関するものの方が非常に優秀です。

(特に難易度ゼノイラでは顕著)

 

アレインに関しては、

余裕があればロイヤルオーダーを使っておく、

くらいの認識で問題はありません。

 

 

ブレイブオーダーはコストが重い代わりに

攻守+20%アップ&先制攻撃と、

非常に強力な効果になっています。

 

しかし実際の所は相手の作戦内の指示次第では、

与えるダメージ量が上がってしまったが故に、

相手のPP発動条件を満たしてしまったり

発動タイミングがズレてしまう影響

一概に使っておけば良いとは言えない点があります。

 

特に攻守のステータスが低いPTは

上昇バフが%の為、恩恵は低く、

被弾バフ付与PTや反撃メインのPTに関しても、

APが先に無くなってしまう現象が発生する為、

(相手はウェイト状態ではないので反撃が来ます)

逆効果になる編成も実はかなり多く存在します。

 

 

また回避も命中も上がるわけではないので、

斥候系や飛行系相手には実はあまり意味がない点も。

せめて守備ではなく命中が上がれば…。

 

意外と穴があるスキルでコストも多い為、

使用する際は注意するようにしましょう。

 

 

 

  • 相性の良い編成や隊列について

 

全てのステータスの底上げが可能な点や、

地上キャラの為、後衛に攻撃不可能な点を鑑みると、

前衛の方が向いていると言えます。

 

またノーブルガードによる被弾ガードバフ始動が

容易に行える点からも前衛向きと言えます。

 

しかしアレインの場合は、

後衛としても実は優秀な部類であり、

ガードバフ兼サブアタッカーとしても、

ラピッドオーダーによる速度サポートとしても

十分に機能するので悪くはありません。

 

ただし今作はキャラ性能やクラスコンセプト的に、

後衛の割合や、後衛を活かせる職が非常に多く、

シナリオに関してはアレインを後衛に配置するには

些か勿体無いとも言えます。

 

 

ステータス自体の行動速度も早い方であり、

ラピッドオーダーによる味方全体のバフにより、

パーティ全体の速度上昇は非常に評価できる点で、

素早く動けるというだけで編成難易度は低いです。

 

 

しかし今作では、最速行動が容易な点があり

アレイン自身ではそれらを防ぐ手立てや、

全弾耐えられる程の耐久や回避は

持ち合わせていない為、留意すべき点となります。

また回復サポートも不得手(ほぼ不可能)となります。

 

 

編成難易度が低く、役割が被ることは滅多に無く

誰とでも相性良く動ける点に関しては、

アレイン独自の強みであると言えます。

 

 

特に序盤から中盤に関しては

騎馬との相性が非常に高く、

ジョセフはもちろん、クライヴやアデルと言った

攻撃的な騎馬との相性が良いです。

 

 

キャバリエール(同列騎馬の攻撃+20%重複可)が

非常に高い殲滅力を発揮しますが、

普通に使うとアレインが先に動いてしまう為、

他騎馬はアレインよりも先に動けるようにしましょう。

 

 

またヤーナ(ソーサレス)とも非常に相性が良く、

特にソーサレスのPP関連がアレインの器用貧乏な面を

カバー出来る点が優秀です。

あと少し足りない火力をマジックセイバーで、

微妙に足りない命中率をフォーカサイトで、

と、アレインの補佐としてはこれ以上なく、

またアレイン自身もルミナスガードによる

味方を庇うPP関連を持つ為、

お互いの相乗効果が大きい組み合わせとなります。

 

 

また後半にかけて物語序盤組とも

非常に相性が良くなっていきます。

スカーレットはパッシブサプライによる

PP付与が優秀で、開幕ラピッドオーダーと同時に

アレインの持ち味である優秀なPPを補填でき、

クロエのアクティブギフトやシャープエールに関しても、

純粋にアレインのアタッカー気質な相性とも

良く合わさっていると言えるでしょう。

 

しかし実は上記2人に関しては物語序盤に関しては

リーンエッジで自己完結出来る独立型のアレインとは

実際、あまり相性が良いとは言えません

(なんならレックスとの方がアローカバーと回復で相性◎)

 

 

上記の点からまとめると、

 

どこに配置しても活躍出来るポテンシャルと

編成難易度の低さが持ち味。

どちらかと言えば前衛寄りであり、

行動速度も高い為、優秀な万能型と言えます

 

 

 

  • アレインの攻撃面の評価

 

アレインのステータス自体は耐久に寄せており、

実際の数値の期待値では低くなりますが、

優秀な技によってカバーしているので、

数値よりも高い威力が保証されているのが◎。

 

 

今作の剣は対単体に特化した性能が多く、

スキル面からも不遇となっていますが、

アレインは自身のAPスキルに

横一列の高威力な範囲技を所持しており、

さらに高い殲滅力を発揮するため、

これが作戦の採用理由に直結します。

 

その技がスピニングエッジであり、

APに関しては基本この技一択となります。

(相手横一列 威力60命中100 防御50%無視 2回攻撃)

 

この防御-50%無視というのが非常に強力で、

どの職でも被弾すればほぼ確実に致命傷となり、

命中100で2回攻撃な点も高評価です。

 

デバフではなく、技の効果というのも特徴

相手には防ぐ手段が限られてくる為、

闘技場防衛では対策必須の技とされています。

 

ただしどんな相手でも倒せる破壊力とまでは言えず、

ガードが可能な点、威力自体は60、

アレイン自身のステータスは攻撃特化ではない、

などの要因や今作のダメージ計算式の都合上、

マジックセイバーなどのバフがない状態では、

カタフラクトやワーベア、ヴァルキュリアなどの

防御面に特化した相手に対しては、

耐えられてしまうことの方が多いです。

 

また命中も優秀な方とは言え、

回避にとことん振られた相手に対しては

2回攻撃とは言え、当てるのは非常に厳しい為、

斥候系もやや苦手と言えます。

(斥候系もアレインに良い有効打はありませんが)

 

とはいえ、ストーリー面に関しては

この技一本で十分に通用しますし、

横一列と言う今作最も優秀な範囲技なので、

それだけでも採用しない手はありません。

 

また初期技リーンエッジに関しても、

実はかなり優秀な技となっており、

終盤や編成次第で十分使用機会はある為、

作戦内容はしっかり決めておくべき技です。

(単体に威力命中100、命中時25%回復、

この技で敵が倒れた場合、さらに25%回復)

 

攻撃しながら最大で体力の半分を回復できる、

継戦能力に秀でた技であり、

コストも1のみと効果自体は破格です。

 

技を外してしまった場合は回復ができない為、

攻撃する対象は作戦でしっかりと

狙いを決めておく必要があります。

 

残HPは今作では勝敗に決するステータスの為、

リーンエッジはアレインの技の中でも、

取り分け使用タイミングが難しい技でもあります。

 

 

キャバルリースレイに関しては

序盤用の対騎馬用の技です。

(単体に威力命中100、対騎馬の場合は

AP-1、PP-1、ガード封じを付与)

 

決して弱くはないのですが、

対騎馬特攻ではなく、デバフ付与のみのため、

わざわざ貴重なアレインの1ターンを使用してまで

使う必要は無い技と言ってもいいでしょう。

 

また前衛の対騎馬程度であれば、

スピニングエッジで一掃できる確率の方が、

十分に高いため、序盤用と割り切ってもらって

構わないかと思います。

 

 

  • アレインの耐久面の評価

 

守備、魔防共に並以上の水準を持ち、

ガード率もトップクラスと文句なし。

地味に回避も高く、騎馬とは思えない高さ。

特にHPの高さには個性が光るものがあり、

状態異常にも安定して強いと、

アレインの個性は耐久だ、と言いたくなります。

 

しかしこれはあくまで数値上の期待値なだけで、

実際の戦闘ではガードとバフに依存した性能になります。

 

特にアレインの耐久の生命線となる技、

ノーブルガードは非常に優秀なPPスキルです。

(中ガード、防御+20%バフ、

被弾する際、HPが50%以下ならPP+1付与)

 

これを一度発動するだけで、

耐久寄りのステータス関係上、非常に硬くなり、

並大抵の攻撃ではダウンしません。

 

効果的に作戦で、体力が50%以下で発動と

設定したくなるところですが、

防御+20%バフが強さの真骨頂なので、

PP+1付与はオマケとして考えた方が良さそうです。

 

 

そして次がアレインの1番難易度の高いスキル

ルミナスカバーです。

(味方単体を中ガードで庇い、防御+20%バフ付与)

 

耐久寄りで、ルミナスカバーはピッタリでは?

と思ってしまうのですが、1番の問題は

アレインが騎馬である点が問題となります。

 

後衛を守る際やHPが低い味方をカバーするなど

使える用途は非常に幅広く、

編成の相性的にも使う機会は多いのですが、

後衛を攻撃できる職に飛行職が存在するのが

最大のネックとなります。

 

騎馬は飛行に弱く、アレインも例外ではありません。

有翼人はまだ何とかなるものの、

特にグリフォンルーラーが天敵になります。

特性の地上近接命中半減、物理攻撃も2倍と

これだけならアレインであればゴリ押せます。

 

もっと噛み砕いて説明すると、

グリフォンルーラーのメインウェポン

エリアルスマイトがアレインでは

耐えることが絶対に不可能な点にあります。

 

威力150の技で特攻により2倍の威力でガード不可

また味方を庇っている為、回避も不可能、と

ルミナスカバーを使ったせいで

アレインが倒れてしまった…と言う状況となり、

アタッカーを兼任しがちなアレインの場合、

そのままPTが壊滅状態になりがちです。

 

ルミナスカバーについては、

作戦をうまく設定しない限りは上記のような盤面が

かなりの頻度で発生してしまいます。

 

またグリフォンルーラー以外にも、

ブレイカーも非常に苦手としており、

アウトレイジで攻撃命中+20上昇バフを

重ねがけされた状態でAPスキルを

使われた際は、どのAPスキルであろうと、

ブレイカーのアクティブスキルは全て

ガード不可が付随している為、

アレインではまず耐えられません。

(そもそもブレイカーの攻撃を耐えれる職の方が少ないですが)

 

また他にも、魔法の耐性自体は高い方ですが、

ソーサレスウォーロックの魔法攻撃が

非常に高く、ガードも出来ない為、

強行突破されがちな点もネックです。

 

幸い、上記の職に対していずれも

行動速度はこちらが勝っている為、

必中付与で先手で倒す、

味方の弓兵種や飛行特攻に任せる、

エリアルスマイトには、

エルフフェンサーが所持している

シルフィードバリアで無効化する、など

対策は取れなくはないので、

編成する際は必ず留意すべき点です。

 

 

そしてアレインは盾が装備可能ですが、

大盾ではない為、守備が並より上程度となっており、

その点がガード軽減に大きく依存する要因

結びついており、相性の良い盾が

少なめなのも気になる点です。

 

ちなみに羽狩りの小盾はエアリアルガードで

飛行対策と思われがちですが、

エリアルスマイトはガード不可の為、

序盤用として考えましょう。

 

 

 

以上がアレインについての特徴、評価となります。

ありがとうございました。

何かあれば追記します。

ユニコーンオーバーロード

 

こちらの記事では当ブログの簡単な説明となります。

 

色々な編成、ユニットの特徴を実際に触れてみて

感じたことや自分が思うことが以下になります。

 

・ストーリークリアであれば相性のみで大丈夫◎

・闘技場の防衛などを考えるのであれば各キャラや職の特徴や武器の網羅まで必要になってくる

・ユニット、というより職業の強弱が非常に激しい

・またアクセサリーよりも基本は盾の方が優秀で盾を持てない=不遇気味。(一概ではない)

 

ここから記事を小分けにして投稿しますので

まずは各ユニットの特徴や

基本職業の特徴についてまとめていきます。